最近の農業経営をめぐる情勢はますます不透明なものになっています。
TPPや各国とのEPAの状況、国内の少子高齢化と人口減少、食の多様化などさまざまな外部要因の変化に加え、農業者の超高齢化による担い手不足による耕作放棄地の増加、先行きの見えない農政など不安材料ばかりが挙げられます。10年後、いや5年後、3年後のために、今、何をすべきなのでしょうか?
「今、何をすべきか。」
漠然とした不安をかかえて、相談に来られる農業関係者が多くいらっしゃいます。将来の”あるべき姿”がないままに、毎年、同じことを繰返していても、不安は解決しません。”あるべき姿”を決めれば、すなわち、経営理念をしっかりと持つことで、解決しなければならない課題も見えてきます。しかし、この”あるべき姿”を見誤ると無駄な時間と費用をかけてしまうことになります。つまり、まずは現状分析が必要になります。
私はデンマークに農業コンサルティング研修に行った際に、「コンサルタントはクライアントのスパーリング・パートナーである。」と言われました。コンサルタントがいかに良い目標を提案したとしても、クライアントである農家が自分の意志と責任をもって”あるべき姿”を持たなければ、クライアントとの良い関係は気づかない。いかに多くの良いパンチをクライアントに打たせるかによってコンサルタントの仕事の良し悪しが決まるのです。
私のクライアントには農業に関するさまざまな立場の方々がいらっしゃいます。農業者もいれば、農協もいるし、農産物をとりあつかう商社の方や農業者と取引をしている外食産業の方など、”農”や”食”への関わり方もさまざまです。
それぞのお客様の目標から課題を抽出し、最適な解決方法をご提案しています。
まずは、ご相談ください。