株式会社リープスは今年(2022年)、創業19年を迎えました。当社は代表者の鈴木を中心とした小さな組織で運営しています。この18年間の間には、農業資材の開発、土壌分析結果の解説、土壌分析に基づく施肥設計、農業者の経営者としてのモチベーションを高めるためのカウンセリング、農産物のブランディング、マーケティング、実際にクライアントの農家と一緒に物産展などでの販売もしてきました。これまでに、クライアントさまと、多くの貴重な経験を積んできました。技術士(農業部門)というエンジニアであるいうバックボーンを生かし、科学的な土づくりを提案し、低コストで高品質な農産物を生産して、その特性を消費者に伝える。場合によっては食品企業と協働(農商工連携)して加工品を開発して提案(六次産業化)を行ってきました。これらの数多くの経験が、今日の当社の最も重要な経営資源となっています。
平成27年から始まった「地理的表示(GI)保護制度」では、北海道の統括アドバイザーとして、GI登録に向けた産地支援を実施してきました。この仕事を通じて、これまでは個人や企業体の農業者から、農協、漁協、地方自治体という地域を包括した視点で、農村地域の経済を考えることになりました。
少子高齢化、人口減少の時代局面で、農村地域は人口の自然減に加え、都市部への流出も加速すると思われます。地域の経済を支えてきた一次産業従事者の高齢化はさらに著しく進行することが予測されるため、少しでも早い対策を立案することが求めらています。
■農業等の一次産業を主体とした地域コンサルティング事業
- 地域活性化のための特産品開発
- 農産物、地域のブランディング、マーケティング
- 土づくり技術の指導
- 農業経営の企業化
- 技術開発・商品開発
- 技術士(農業部門)としてのコンサルティング事業
■エクステンション事業
- 上記の各項目をテーマとする講演・執筆
- The Earth Cafe Project 等の農業イベントの企画
- 農業関連分野におけるCSR(企業の社会的責任)企画・マネジメント