Reclaim the Earth!

「まん延防止(まんぼう)等重点措置」解除

北海道は昨日で「まん延防止」が解除され、今日からは「夏の再拡大防止特別対策」期間に切り替わり、重点地域とされる札幌市は7月25日まで対策が継続されるとのこと。何が変わったからといえば、飲食店の時短要請、酒類提供が1時間伸びたぐらいです。基本的にはまんぼうが継続される様子です。東京に緊急事態宣言が出されているから、地方都市も経済が再開されるわけではありません。首都圏では感染の再拡大の兆候も見られるし、ワクチン接種もすすんでいないので、まだしばらくは我慢の毎日が続くものと思われます。

そんななか、帝国データバンクは、2021年上半期の倒産件数を発表、前年同期を大きく下回り、2000年以降最小となったようです。これは明るいニュースのように思われますが、昨年、多くの事業所で返済据え置きの低金利の融資を十分に受けているため、手元資金は豊富にある状態なので倒産はしないのです。しかし、政府の自粛、営業時短要請を受けている飲食店や不要不急の外出中止を呼びかけられている観光事業者のうち、小規模事業者は借入した手元資金も底をつき、倒産を余儀なくされていると思われます。

借入金の返済はやがて始まります。それまでに景気が大きく浮揚していないと厳しい事業者が多くあるでしょう。また、そのときに備えて技術力の保全や従業員の雇用継続をしなければなりません。さらに、アフターコロナのビジネスは大きく変化していることも予想されます。だから、政府も事業再構築補助金などを出して、業種転換を推進しているのでしょう。

まんぼうは解除されましたが、しばらくは多くの事業者もじっとして様子を見る時期が続きそうです。みんなが様子見になるのでますます経済がは停滞するでしょう。