北海道の緊急事態宣言も今日で終わりのはずでしたが、明日からマンボウに移行するとのことで、自粛生活は続きます。とはいえ、飲食店でのお酒の提供中止の要請が少し緩和され、一定の条件を満たしていれば19時まではお酒の提供が可能とのこと。しばらく、生ビールをジョッキで飲んでいなかったので、仕事帰りにつめたいビールをグッと飲み干したいものです。
自治体や農協、企業(特に大企業)などは、テレワークなどを推進しており、「不要不急」の業務が留め置かれているようです。組織外のスタッフとの連携が必要な業務や新しく着手しようとしていた業務などは、「今じゃ無くても良い」ということで、実施されず、そのうち世の中の状況まで変わってしまい、結局、実施することも再検討になっているのではないでしょうか?
当社のような新規事業やマーケティングをお手伝いするような会社は、当然ながら仕事が激減しています。私もこの状況を打破しようと、あえて新しい取り組みを始めようとしたり、これまでの業務を粛々と実施し続けようかと思いましたが、結局は実施せず、じっと機を待っている状況にあります。待っているだけでも消耗するんですけどね。
もう少し若かったら、コロナ禍で新たなサービスを企画して、ローンチしたかもしれません。そのような勢いは大事だなと思いつつも、コロナの前後でモノの価値観が大幅に変革するし、当社のような特殊で小さな企業にも求められることが変わってくるんだろうなと思い、じっと状況を見極めようと考えているところです。
コンサルティングという仕事は、相手の課題を解決する仕事です。課題の捉え方や、そもそも課題として顕在化しているかどうかも、周りの状況によって大きく変わります。コロナ禍で価値観が大きく変わったことで、これまでの問題解決に向けた方針が大きく変わることも予想されます。
ワクチン接種も拡大してきて、年内には経済もある程度動き出しそうな見通しが立ってきました。組織もそろそろ長いトンネルを抜けて新しい一歩を踏み出すためのフェーズに入っていると思います。新しいことを始めるには、とても良いチャンスです。