Reclaim the Earth!

止まっていた時間が動き出す。

昨日(6月1日)に北海道でも非常事態宣言が解除されました。事務所のある札幌市内中心部でも人の出が明らかに多くなりました。長く止まっていた時間がようやくゆっくりと動き出したという感じです。

折しも、札幌はライラックの花が満開の1年で最も美しく過ごしやすい時期です。今年はお祭りもイベントもないけれど、ずっと家に閉じこもっていた人が外に誘い出すには充分な気候です。

緊急事態宣言に合わせて当社も時差通勤や在宅勤務などを取り入れましたが、クライアントも在宅勤務や外部関係者との接触禁止、出張禁止などの措置を取っているところが多く、この2ヶ月間はほとんど仕事も動きませんでした。

僕の仕事はほとんど動きませんでしたが、世の中の現場の多くは変わらず動いているはずです。特に農業は止めることはできません。毎年、変わらず畑を起こし、種をまいたはずです。報道では都心部の人の動きばかり追っていますが、食料生産の営みを継続することは、都会で働く人にも大きな影響を与えることを改めて認識しなければなりません。

しかし、一次産業でも今回のコロナ禍で大きな影響を受けているところはあります。外食が長期間にわたりクローズしたことで、業務用の食材の流通は大きく減少しています。特に高級食材と言われる和牛や高級な寿司ねたの生産、一般の家庭ではあまり使われないベビーリーフなどは、レストランやホテル宴会場がクローズしたことで出荷先がほとんどなくなりました。ビジネスマンが領収書をもらって飲食するようなお店が特に影響を受けたと思われます。

この傾向は、今後、コロナ禍が去った後もしばらくは続くと思います。接待も出張も会議も少なくなるでしょう。新しいビジネス習慣が生まれるのだと思います。

コロナ禍で止まった時間の中でも、より多くの情報に接し、今後の世の中の動きについて仮説をたて、それに合わせた事業をゼロベースで作り上げることが求められると思います。

ゼロベースになるということは、今までの慣習や常識を止めるということも含まれます。止めるにやめれたなかったことってたくさんあると思います。それに向き合う良い機会とも言えるのではないでしょうか?