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2020年 しごとはじめ

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

今年の年末年始休暇は12月28日〜1月5日までの9日間いただきました。毎年のことですが年末は出張や忘年会が立て込み、仕事納めはフラフラの状態で迎えることになります。今年は年末年始とも自宅でのんびりと過ごさせてもらい、すっかり鋭気を養いました。

正月は自宅と事務所の2か所の鎮守様をお参りし、新年の健康や家内安全、事業隆昌などを祈願し、恒例によりおみくじを引いたところ2つの神社とも「大吉」で、正月早々、気分をよくしているところです。

休暇中は仕事からもしばし離れて、読書とNetflixやAmazon Primeの映画やドラマ三昧でした。また、スポーツクラブに行って汗を流したり、気の知れた仲間との新年会など、リフレッシュとしては大満足の休暇でした。

さて、会社の決算は3月なので、今年手掛けているプロジェクトはこれからが追い込み時期なのですが、当社が手掛ける仕事もこの数年で随分、その内容が変化してきました。

当社ではこれまで農業分野に関する「技術」(特に土づくり)に関するコンサルティングがメインでした。顧客も技術の習得や開発を目的にしてお付き合いしている方が多かったのですが、このところ技術は手段として、マーケティングやブランディングなどの明確なアウトプットを求める顧客が多くを占めるようになりました。

これは考えてみれば当然のことで、研究機関や大学でもない限り「技術」そのものがアウトプットとなることはあまりありません。ただ、「技術」に取り組んでいることで”やってる感”は得られます。技術に取り組むにしても、その技術を手段として用いたアウトプットがどうしても必要になるのです。

ここでアウトプットとは、何らかの技術などを用いて、競合と差別化可能な品質だったり、新製品だったりするわけですが、その製品や品質をどうやって売っていくのかという、最終的なブランディングやマーケティングが必要となるわけです。そして最終的には組織の利益につなげていかなければなりません。

一次産業では、これまで明確なアウトプットは求められていませんでした。生産者は生産するのが仕事であって、販売は農協とか漁協とかにお任せしています。農協とか漁協とかは地域の生産物を販売し、売上をプールしてそこから管理経費を控除しています。悪天候などの場合も共済等で補填される仕組みがあります。

そんな環境もあって目的やアウトプットを意識しない状況が作られたんですね。でも、生産の現場では何らかの努力をしなければならない。それが技術の勉強会であって、学んだこと、すなわちインプットはあるけどアウトプットがない状況を生んでいるのだと思います。

ところが、この数年、一次産業もグローバルな市場に巻き込まれてきました。世界中で貿易が自由化され、海外の安い農産物が輸入されるようになりました。一方で政府は農林水産物の輸出に力を入れ、品質に基づいたブランドが求められるようになっています。

ブランディングでは、隣接する地域の同様の産品との差別化が求められるようになり、その成果として、より高値で販売されたり、高い評価が得ることが求められるようになっています。

内部的な変化も起きています。地域の担い手の減少による生産の持続可能性が危ぶまれています。減少する担い手を増やすのはほぼ不可能ということなら、地域経済にも大きな影響があるでしょう。自動化やロボットの導入も検討すべきでしょう。

私は現在、JAなどのクライアントと組んで、新たな農産物の産地づくりや、地域の主要な産業として農業の生産性を維持するために、自動化やロボット化などの事業を行なってます。また、引き続き、GIサポートデスクで農産物のブランディングの支援なども行なっています。