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黒部の太陽

普段はほとんどテレビを見ない僕ですが、久しぶりに先週末にフジテレビで2夜連続放映された「黒部の太陽」を、2日間にわたって見ました。

日本の高度成長期を支える電力を供給するために、黒部川の最上流部に日本一のダムをつくる計画が立ち上がるも、に北アルプスを貫き、建設現場まで資材を運ぶのトンネル工事の物語です。この工事は、困難を極めるも仕事を成し遂げるとういう世紀の難工事に挑んだ男たちのノンフィクション・ドラマです。

このトンネル掘削工事を請け負ったのが熊谷組です。日本一の土木技術を誇った会社です。

僕は大学を卒業後、この熊谷組に入社しました。入社内定の学生たちには、石原裕次郎主演の映画「黒部の太陽」を見せられました。社員はこれを誇りに頑張っていたのです。

仕事に対する志、最後までやり抜く意志、不可能を可能にする闘志など、お金では買う事が出来ない価値のために、すべてを犠牲にして仕事に打ち込む姿に感銘を受けました。自分の仕事が世の中のためになる。そのために、あらゆる犠牲を覚悟して挑む姿勢に改めて考えさせられました。

現代に、仕事に対して粘り強くやり遂げるモチベーションがあるのか、本当の意味で、今の日本人は努力しているのかということを思います。折しも、昨日、ノーベル賞を受賞した下村博士が「日本の研究者は努力が足りない」と発言しておりました。

今の日本人は、何か大切なものを失っているのかもしれません。

それにしても、ドラマの主演の香取慎吾をはじめ作業員がかぶるヘルメットの熊谷組のロゴが懐かしく思えました。

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