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SRU (Soil Reserch Union) 全道大会に参加

今年も行って参りました。SRU全道大会です。今年は札幌は中島公園のグローブエンターテイメントさんで開催されました。SRUはオーストラリアのファーマーズコンサルタントのエリック川辺氏の技術指導を受ける生産者の組織です。「農家が畑毎にきめ細かく管理、環境負荷を抑え、安定した畑作り、農産物生産を目指す」ことが目的です。現在は北海道内に180名のメンバーが11の支部で活動しています。

僕もこの大会にオブザーバーとして参加させてもらうようになって、もう4年ぐらいになります。年々、参加者が増え、自ら学びメンバー間での活発な情報交換は、ただエリック川辺氏から学ぶという目的をステップとして、さらに高いところを目指す強い志を感じさせます。

もちろん、エリック川辺博士の指導は有償で提供されます。そしてSRUも無償で入れる組織ではありません。メンバーの皆さんは、自己投資しているのです。そして、着実に自らの農業経営に成果を反映されています。

午後から始まった全道大会は、酪農、畑作の各部会に分かれて研究発表、グループ討議をみっちりとやった後、ゲストの講演があります。今年のゲストは農林水産省の大臣官房参事官(兼消費・安全局)の原田英男氏が「食の安全と安心ー農林水産省の失敗事例から学ぶ」というテーマでした。

講演の後は「土作りから食卓へ」をテーマとして夕食会です。メンバー各位が自慢の生産物を持ち寄り、上條シェフが調理します。

僕は酪農部会に参加して各支部の研究発表を聞いていました。生産者が自分たちの取り組みをまとめパワーポイントを使って説明します。日頃の営農の中でテーマを抽出して、経営を改善していく様子が見て取れます。さまざまな視点から、現場の経験をふんだんに盛り込んだ発表が続きます。聴講している皆さんも生産者なので、質問もかなり実務的で、お互いを叱咤するような厳しい意見も飛び交っていました。

それぞれの研究発表に対して、最後に川辺博士が講評します。

講演は農林水産省の原田英男氏でしたが、BSEから最近の事故米の話まで、農林水産省が関与したいわゆる事故、事件の対応について説明があり、生産者の自己責任等についても厳しい意見がありました。事故が起きた場合、誰が責任をとるのか、それは生産者の場合もあり、生産者もリスク管理が必要です。

講演後の質疑応答もさまざまな意見が出ました。質疑応答だけでも40分ぐらいありました。参加者の皆さんが非常に積極的であることがわかります。

講演の後は「夕食会」だったのですが、デザートまでいれると25種の料理が並びました。上條シェフが素材を扱った感想を細かく説明していました。上の写真はジャガイモテイスティングのための6種を串に刺したプロシェットです。じゃがいもの色や味が異なり、非常に味わい深いものでした。また、同じ品種は、冷製スープにも供されました。とても手がこんだ仕事です。残念ながらとてもすべての料理をいただくことはできませんでしたが。

上の料理はほんの一例です。まだまだたくさん出ていました。
仔羊のカレーとかもおいかったです。

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