Reclaim the Earth!

ブラックアウト

9月6日午前3時8分に北海道ではじめて震度7を経験した胆振東部地震が発生しました。就寝中だった僕は大きな地震で飛び起きましたが、スマホの緊急地震速報が鳴ったときにはすでに揺れ始めていたと思います。自宅では壁にかけてあった絵が落ちた程度で大きな被害はありませんでした。<br/>地震発生から20分ほどした頃、停電が発生しました。震源地近くにある大きな火力発電所が緊急停止したことで、北海道全域の295万世帯の電力が失われた大停電(ブラックアウト)です。

市内中心部にあって、市役所や北海道電力の近くにあるビルに入居している私の事務所は当日の午後に復電しました。危機管理上の優先順位が高かったのでしょう。自宅も当日の深夜には電力を回復しました。同じブロックに病院があったためこちらも優先的に通電させたのだと思います。電力が戻っても光電話とインターネットは使えませんでした。私の自宅があるブロックから国道を挟んで向かい側にあるビルの屋上に携帯電話の基地局があるのですが、そちらは停電の解消が遅く、携帯電話が通じるようになったのはさらに24時間後でした。

今回の停電では当たり前に電気のある暮らしの便利さを痛感することになりました。また、備えることの重要性を感じました。とくにスマホは情報を得るために欠かせないデバイスです。私は一昨年、ネパールにトレッキングに行く際に大容量のモバイルバッテリーとLEDのヘッドランプを用意したのですが、これが非常に役に立ちました。

今さら、電気を否定した暮らしをすることはできませんが、災害によって、いつ電源が失われるかわからないという状況を常に意識しなければならないとおもいました。今回の大停電では、食料や燃料などを求める人が小売店に殺到しました。普段、無意識だった食事の材料である食材が、生きるために必要な「食糧」となった瞬間です。有事の際には命に関わるほどモノの価値が大きく変わることを覚えて置かなければなりません。