Reclaim the Earth!

「設立15年」ありがとうございます。

株式会社リープスは先月、設立15周年を迎えました。

振り返って考えてみれば、農業者の経営、技術の指導は官が主導的に行うことが当然とされていたところに、民間の農業コンサルティング業をよく立ち上げたな。と思います。農業者は、公務員である農業改良普及員が無償で技術指導を行い、農協が生産物をすべて買い取ってくれる。収入が足りなければ、補給金や共済金で補填される。そんな経営環境にあって、わざわざ民間の事業者が提供する情報にお金を払う必要なんてないのです。つまり、市場は開かれていない。

しかし、これが農業者にとって恵まれた経営環境にあるかといえば、そうでもなく、経営に関して自分で決めれることはあまりない。だから経営責任を問われることもない。うまく行かなければ農政や農協が悪い。と他人に責任を押し付ける。農業”経営者”とは言われていますが、この状況は到底”経営者”ではありません。作業者、労働者です。

とはいえ、ゆっくりですが、この15年間で状況は変わりつつあります。六次産業化や農商工連携、農政、農協改革は、農業(作業)者を経営者にしようとするものです。農業は日本人がしっかりと食べていけるよう食料保障を担うセクターでありつつも、産業としてしっかり発展、成長していかなればならず、世界的な貿易自由化の流れの中で市場も国内だけでなく海外にも求めていくという状況になってきました。

また、他の産業以上に高齢化がすすみ、人手不足のなかで、経営を発展させていくには、もう作業者ではいられないのです。そこはリスクではありますが、大きなチャンスも生まれてくると思います。そしてチャンスを活かすためのヒントは他の産業がすでに経験していることも多いのです。

リスクを受け入れ、発展するという、他産業では当たり前の考え方がようやく芽吹きはじめました。

株式会社リープスは民間農業コンサルティング会社の草分けとして、今後も新たな提案をしていきたいと思います。