Reclaim the Earth!

The Earth Cafe ウィンター・セミナー & 忘年会

12月17日に帯広市のとかちプラザで 一般社団法人 The Earth Cafe のウィンター・セミナー & 大忘年会を開催しました。今年も定員の50名を越える参加があり、忘年会もおおいに盛り上がりました。

いつもは私の段取りの悪さを知ってか、みなさんが話題を多く持ち寄り、順番も決めずに10名ほどの方々に15〜20分程度のプレゼンをしていただくのですが、今年から事務局の体制も整ったため、事前にしっかりと準備をしてプログラムまでつくることができました。

さらに、今年はキーノート・スピーチとして、酪農学園大学の安宅一夫先生に話題提供をいただきました。安宅先生は、私の大学時代の同門会の大先輩です。数年前にアジア酪農交流会のツアーでネパール旅行をご一緒したことから、ご縁ができて、今回はなかば無理やりお願いした次第です。

安宅先生は酪農学園大学にいらしたときから、多くの酪農家(愛弟子とおっしゃっています)を研究室から送り出してきました。全国に安宅先生を師と仰ぐ酪農家がいらっしゃいます。酪農学園大学を定年となってからは、全国の愛弟子である酪農家を訪問されています。

また、アジア酪農交流会では「アジア諸国の農学並びに農村振興に関心をもつ人々の友好親善を促進し、併せて青年農学徒の育成に協力することを目的とする。(規約)」とする活動を行っており、大学間での交流、留学生の物心両面での支援などを行っています。

 

安宅先生は、その人生で多くのネットワークを築いて来られており、ネットワークづくりの実践例をご自身の酪農学園大学でのあゆみとともにご紹介いただきました。

ネットワークを構築することで、新たな立ち位置やセクターが生まれ、「個」や「公」、「民」といった単独のセクターでは解決できな社会的な課題を解決できるかもしれません。また、ネットワークはときに法やルールに縛られず、立場や世代、人種や国を越えることができます。その寛容性や重要性、可能性は無限です。

しかし、ネットワークはネットワークを構成する個の小さな行動や自立性に基づく信頼性に依存しています。信頼が欠けると維持できません。

したがって、ネットワークは信頼性を担保できるだけの”質”が重要であって、信頼性のない量的な拡大はあまり意味がないと思います。また、”質”は”量”よりも評価が難しく、その評価手法は課題です。

ネットワークの量的拡大を求めず、質の信頼性を担保可能な、ある程度の規模でクローズするというのが良いのかもしれません。