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おびひろ農業塾で講演

講演

帯広市農業技術センターで帯広市の「おびひろ農業塾」で講演しました。タイトルは「農業経営と社会貢献」。環境保全型農業への取り組みが、どのように社会に貢献するのか、また、持続可能な農業経営についてはどうなのか?などについて1時間半ほどお話をしました。

聞いてくれたのは、20歳代の若い農業者です。熱心な聴講態度に僕も刺激を受けました。みなさん、農業経営者として社会とどう関わっていくか強い関心があり、社会との関係性をつくるために、何をするべきなのか考えています。

これには、自らの農業経営の顧客はどんな人で、農業経営を通じてどのような価値を提供するのかを常に意識しなければならないと思います。その価値は必ずしも農産物の生産だけではなく、食、健康、文化、観光などさまざまな価値を創造することができると思います。まずは、価値を見いだすことだと思います。

我々が取り組んでいる「アースカフェ」も、農業の持つ価値を再認識することを目的のひとつとしています。市民を農場に招き入れることで、いままで気づかなかった価値を発見することもあると思います。よくあるのは、若い頃から見慣れている景色も、違う人がみたら息をのむような美しさだったという話です。あたりまえのことが、視点を変えると新しい価値になるのです。

アースカフェは市民が中心となって活動していると話をしたら、市民と消費者はどう違うのか?という質問を受けました。

市民はその地域(国)で暮らす主権を持った人たちです。生産者も消費者も市民です。農地は食料を生産したり、環境保全に貢献したり、憩いの場となったり、教育の場になったりする機能を持ちます。つまり、農地は市民の社会資本であると考えます。農業経営者は市民から、その農地の管理を委託されていると思うのです。そういう見方で考えれば、生産者と消費者という対峙する関係ではなく、市民という大きな枠で農業経営をとらえるべきだと思うのです。

さまざまな質問を受けて、僕も改めて考えることができます。このような機会を与えてくれて感謝しております。

熱心な聴講者

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